2010/3/11 木曜日

メロン・ベンヴェニスティ東京講演のご案内

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 9:44:37

いつもパレスチナのことを教えてくれるミーダーンから、来日講演の会のおしらせです。

下の案内文を読み、お隣パレスチナと同じくして、変わり果てたイラクのこの7年のことが一気に思い出されました。
建物が壊されたり人間が殺されたり木々がなぎ倒されたりするのは個々のそれらはもちろん、風景とか歴史とか文化とか思いとか、つまりあらゆる営みを奪われるということです。
パレスチナでもイラクでもそして日本でも、つながった問題へのつながった抗いが続いています。
この講演はそういったことを皆で思い出させてくれる会なんだろうなあと、参加したい気がむくむく起こりました。行けずに残念!

関心おありの東京圏のかたはぜひ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メロン・ベンヴェニスティ来日講演
パレスチナの〈ユダヤ化〉 -破壊と収奪の歴史を透視する

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とき:2010年3月13日(土) ひる2時~5時予定(受付開始1時半)
ところ:東京麻布台セミナーハウス 大会議室
(東京都港区麻布台1-11-5 大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス)
いきかた→ 東京メトロ日比谷線神谷町駅1番出口から5分/都営大江戸線赤羽橋駅から8分/都営三田線御成門駅から10分
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
http://kenshu.e-joho.com/azabudai/map.htmlをご参照

講演:“Tortured landscape: Settlement and dispossession in the Holy Land” 「虐げられた風景:聖地における入植と収奪」
(日本語逐次通訳あり)

参加費:1000円

主催と問合せ:ミーダーン〈パレスチナ・対話の ための広場〉
共催:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一瞬で破壊される家屋、根こそぎなぎ倒されてゆくオリーブの樹。
何度私たちは、こうした映像を目にしてきたことでしょう。

それはその家や土地の持ち主の長年の蓄積や未来への展望を一瞬にして打ち砕く暴力であるばかりでなく、パレスチナの文化や歴史全体の破壊に向けたプロジェクトの表現でもあります。イスラエルのブルドーザーは、個々の家屋やオリーブの樹を破壊し根こそぎにすることによってパレスチナの風景全体を破壊し、同時に人びとの記憶やアイデンティティを奪い続けてきました。風景とは、パレスチナの地で人びとが農作業を行ない、踊り、食べ、祈り続けてきた生活のいとなみのすべてによって作られたものだからです。すさまじい破壊の後、ある土地は囲い込まれ朽ちるままにされ、ある土地には全く異質な建造物が建てられ、そこにヘブライ語の名前が一方的に与えられました。パレスチナの歴史に思いをはせようとする人びとにとっても、それぞれの入植地やバイパス道路の下に眠るかつての光景をありありと思い浮かべることは、もはや困難になっています。

このたび私たちミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉は、イスラエル建国前のパレスチナの丘や木立を原風景として育ち、シオニストの地理学者であった父の仕事を批判的に継承してきた政治学者、メロン・ベンヴェニスティ氏を迎えることになりました。パレスチナの〈ユダヤ化〉政策の内側を長年にわたり目撃しつつ、次第に批判を強め鋭く対峙するようになった同氏の証言は、徹底的にパレスチナを破壊し収奪してきた現在のイスラエル国家の地図の向こうに、パレスチナの原風景を垣間見せてくれるのではないでしょうか。それは、現在なお続く〈ユダヤ化〉をくい止め、別の未来への可能性が確かにあると考えるための一歩にほかなりません。

その一歩をともに踏み出したいと考える方々に、参加を呼びかけたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■メロン・ベンヴェニスティ(Meron Benvenisti)
1934年エルサレム生まれ。政治学者。ヘブライ大学を卒業し、ハーヴァード大学で博士号取得。1971年から78年までエルサレム副市長を務め、東エルサレムを管轄した。父ダヴィド・ベンヴェニスティはイスラエル建国当時の高名な地理学者であり、シオニズムの立場からの「愛郷教育」の基盤を作り上げた一人。1982年に「西岸地区データベース・プロジェクト」を立ち上げ、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ社会におけるイスラエルの入植のインパクトを、人口・経済状況・土地所有などの観点から大規模に調査。また2000年に刊行された主著“Sacred Landscape”において、父親世代の地理学者らの功罪を批判的に検証する作業を行なう。現在は明確に反シオニズムの立場に立ち、二民族一国家を支持する立場から、「ハアレツ」紙上で論陣を張る。書著は他に、“Intimate Enemies: Jews and Arabs in a Shared Land”(1995年)、“City of Stone: The Hidden History of Jerusalem”(1998年)など多数。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2010/3/2 火曜日

本日より高知でイマジンイラク写真展のご案内

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 11:31:10

近畿で開催されていた写真展「イマジンイラク」が、今度は四国上陸!
PEACE ON提供のイラク写真も展示されると思います。

図書館は私もよく行く、すきな場所でもあります。
図書館のロビーで何気なく目に映る、古き良きイラクの風景。何だか、いいですね。
こうしてイラクの風景が日本のあちらこちらと出逢う、写真展の旅。これもいいですね。

本日より期間限定。四国のかたはぜひ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真展 イマジン イラク
~1970年代 平和だったイラクが今に蘇る!~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とき:2010年3月2日(火)~7日(日) あさ9時半~よる7時
ところ:高知市民図書館 1階ロビー (高知市本町5-1-30)

主催:アムネスティ・インターナショナル高知グループ/平和な未来を考える高知の会
共催:高知県平和委員会/高知県平和委員会
問合せ:平和資料館 草の家(高知市升形9-11/電話088-875-1275)

ひとこと:
1977年から1980年までエンジニアとしてイラクに滞在されていた吉原茂さんによる、30年前の平和だったころのイラクの写真を中心に展示します。イラクの人々がだれに何を奪われたのかを一緒に考えましょう。期間中、イラクからの帰還米兵たちの記録映画『冬の兵士 良心の告発』を上映します。イラク戦争の実態を知り、私たちにできることを考えませんか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<ご参考>イマジンイラクのウェブサイト http://imagineiraq.seesaa.net/

2010/2/1 月曜日

豊かな過去をたたえる国イラク

Filed under: diary — Kaori @ 22:45:37

本ウェブサイトでも告知していた井上秀俊さんのお話の会「イラクの記憶」(イマジンイラク写真展の関連イベント)に行って来ました。

お話の内容や会のもようは、イマジンイラクに詳しい報告が書かれていますので、そちらでお読みいただくとして。

なんといっても、井上さんのお仕事が本当に素晴らしい!
それは、イラクのテレビと電話と通信網を作ること。
ぜひともイラクの友に話して聞かせます。イラクの人々はわりあい、ふだんから技術者に尊敬の情を深く示します。しかし、それも、全国のテレビと電話の基礎(一部は国際回線も)を築いた人だなんて。

技術者ならではのイラクとの向き合いようが、大変に興味深かったです。

曰く、この事業にとってイラクは世界最悪の気象状況だそうです。
イラクは北部の山々をのぞいて、ほとんど平べったい土地です。
ほんなら電波も楽に飛ばせるのではという素人考えとは逆に、平たいからこそ難しいようです。煙突の煙がすーっと水平にたなびくような無風地帯では空気の層ができてしまい、日本のような各地の山でリレーできるほうが楽だとか。なるほど。

地球は丸いんだーと納得できたともおっしゃっていて。要するにフラットといっても丸みを帯びた大地では一定間隔ごとに中継の塔を建てないと届かなくて、それで地球の丸さを実感できると。
日頃そういったことに疎いわたしは、ただただ感動です。

そして、雷。
「国勢調査です! 国民は家に、外国人は宿にいないと罰しますよ」というお達しのために、バスラからバグダードまで雷雨の500キロメートルを疾走して戻られたとか。
遮るもののない平べったい大地で、視界の限り自由自在に雷が落ちまくり、文字通り落雷に囲まれるという凄まじい現象。
どこまでも、イラクのフラットさに悩まされた井上さんでした。

印象的だったのは、イラクは「星降る国」と表現なさっていたこと。
首都で、いなかで、目にされた満天の星空は忘れることができないのだそうです。
土地柄、イエス・キリスト誕生時の星の物語をうっとりと想起させます。

もう一つはやはり、子どもらの笑顔。
子どもを写したたくさんの写真を示しながら、「今、大人になったこの子達が健在でいてくれるか」と祈るように言葉をつむいでらしたお姿に、聴衆の一人としてわたしもそっと願いました。

昔のイラクをその足で歩かれた井上さんが「現在のイラクの惨状を実感できない」と云われる重みに、わたしもイラクの友達の顔を思い浮かべつつ、イラクの今後を思案する時間となりました。

それにしても、イラク観光旅行に出かけたい!
「イラクは国じゅうが遺跡の宝庫」と幾度も唱える井上さんも、せつに望んでらっしゃいました。
観光について学ぶサラマッドに気張ってもらわなくては。

井上さんによると、イラクという名は「豊かな過去を持つ国」という意味なんだそうです(諸説あり。今度アラビア語で調べておきます)。
そんな素敵な名の国がその本来の意味によって輝きを放てるように、わたし達は応援し続けていこうと改めて胸に誓うことができました。

井上さんのイラク写真は、ウェブサイトでも見ることができます。
「京都写真館」→ http://www002.upp.so-net.ne.jp/e-gallery/
トップページから右下の「世界の国々の写真集」へと進み、イラクへお入りください。
さらなる更新を期待!

そしてそして、イラクと日本の絆の昔語りを追い求めるイマジンイラクのご活動に、イラクにかかわる一人として希望をもらいます。どうもありがとう。

シンポジウム「アートの力を信じる」に出かけて

Filed under: diary — Kaori @ 18:52:37

1月23日、シンポジウム「アートの力を信じる」に行って来ました。

谷川俊太郎さんが釜ヶ崎を詩作するライヴにも興味を引かれたし、東京から参加する友人に会いたいからという理由も手伝って、お弁当たずさえ朝10時半から夜7時までという長いイベントで一日を過ごしました。

近年、「コミュニティアート」という言葉がちまたに溢れています。
本シンポジウムも、それを実践する「ココルーム」(NPO法人こえとことばとこころの部屋)が企画運営しています。
しかし、何かこの言葉には据わりの悪さというか、素直に受入れられない何かをはらんでいる印象を、正直なところわたしはずっと拭えていません。

ですから、そもそも「アート」とは何か、「コミュニティ」とは何か、というところから考えてみようというココルームの構えに、まずは共感しました。

ココルームは釜ヶ崎を拠点に、アートによる取組みをされています。
誰もが集まれるカフェとともに、「カマン!メディアセンター」も立ち上げられました。
メディアセンターと聞いて連想するような、たとえば多くの情報をデータ化し発信する場ではなく、メディアを人のつながりを生み出す、いわば井戸端コミュニケーションと捉えるところから活動が始まります。

釜ヶ崎という土地は、長きにわたり人間同士の分断がなされた場所です。
(あちこちであらゆる分断は深刻だけど、この町の分断はかなり露骨にされた。)

カマメは一つの試みとして、街頭テレビを置きます。
懐かしい、昭和歌謡や万博の映像(日雇い労働のおっちゃんは万博の建設に多くたずさわった)。
そのテレビの前で商店街のおばちゃんも日雇い労働のおっちゃんも、唄い出したり議論が始まったり、しだいに会話が生まれます。
それで万事快調なわけはないけれど、互いがつながり合う小さな(たぶん大きな)きっかけとなります。

カフェでも、日々問題は起こりま す。
たとえば「うさぎ!」読書会などを開いても、酔ったおっちゃんがヤジをとばさないことはありません。
けれど、そうやって良い時も悪い時も、傷つけられても笑い事があっても一緒に在るという、繰りかえされる日々とか日常とかいったものを大切に考えてられるココルームのお考えは、わたしも賛同するのでし た。

人が工夫して他者とかかわることを-たとえばご近所付合いとして野宿のかたに食べ物を配る夜回りも-アート活動として行う。代表の上田さんが詩人であると聞いて納得しました。

「『アート』という罠:『アート』ではなくて」というお題では、音楽家の小沢健二さんがスカイプで出演され、行政がコミュニティアートの事業を推進するねらいやそれによる芸術界の変化について指摘されました。メモも書き留めないほど集中して聴いた気持ちから、具体的な内容をここに記すことはしません。しかしこのような発言をなさる勇気に敬意を、その上でたくさんの現実を教えてくれた巨大な感謝も捧げたいです。

PEACE ONも事業として「イラクアート」を続けています。
「アート」という言葉を用いることが-単にカタカナだからというだけではなくて-わたし個人の胸の内でずっとひっかかっていました。「アートとは何か」なんて、古今東西で吟味されてきた壮大なテーマだし、もちろん一言で云えるはずはありません。
このシンポジウムも安易な答えは出されなかったし、問い続ける覚悟も感じました。

それらの活動がアートかどうかはおいておいても。暮らしにアートが必要不可欠かそうとはいえないかまだ分からなくても。そして活動が批判されることがあっても。模索と継続。
その模索する行為そのものに活動趣旨をおき、地続きの今を生きること。わたしにはそう思えましたが、その姿勢は全く同感であるし、連帯のような結びつきをひそかにおぼえました。

新世界での晩ごはん、及び釜ヶ崎を案内してくださったremoのかたがた、そしてその場で出会った魅力的な人々にもありがとうをおくりたい夜でした。

2010/1/26 火曜日

京都「エイコンズ・ビレッジ」で写真展【イマジンイラク】ご案内

Filed under: TOPICS/NEWS! — yatch @ 10:38:02

100124_182701.jpg

続けて京都でのイベントのお知らせです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エイコンズ9周年記念 ★写真展★ イマジンイラク
~ 1970年代 平和だったイラクが今に甦る! ~

30年前、大手商社の技術者 吉原茂さんが赴任先のイラクをライカで撮影した平和なイラクの日常写真を中心に、PEACE ONなどが撮影した2003年以後のイラクの写真もあわせて展示。

とき:2010年1月26日(火)~31日(日)
(火)(水)(日)昼1時~6時、(木)(土)(日)正午~夕方4時半、(金)休み
ところ:エイコンズ・ビレッジ (京都市北区紫野西野町49)
いきかた→ http://www.eonet.ne.jp/~acorns/access.htm
入場無料 *会場にのみもの代をお支払いください

☆週末の関連イベント☆

■『イラクの記憶』 井上秀俊さん スライド映像+トーク

1月30日(土) 昼1時開場(1時半~3時)
70年代に滞在先のイラクで撮影したイラクの写真、スライドを提示しながら、記憶の中のイラクを辿るトーク。

■『イラク難民取材・報告会』 阿部ひろ江さん 映像+トーク

1月31日(日) 昼1時開場(1時半~3時)

■のこぎり演奏家の稲山訓央さんピースライブ
最終日1月31日(日)夕方4時~、駆けつけてくださいます!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

協力:EGピース、NPO法人PEACE ON、JIM-NETなら、市民社会フォーラム、イラク戦争の検証を求めるネットワーク・関西
主催:イマジンイラク実行委員会 http://imagineiraq.seesaa.net/
連絡先:imagine_iraq★yahoo.co.jp (★を@に換えてください)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上、くわしい案内は
http://imagineiraq.seesaa.net/article/137608838.html

2010/1/23 土曜日

カフェ空間にイラクアート-京都「かぜのね」にて

Filed under: TOPICS/NEWS! — yatch @ 13:54:07

kazenone.jpg

相澤さん、香緒里さん、「かぜのね」のスタッフさんと私の四人でハニ・デラ・アリさん(イラク人画家)の作品の搬入が終わったその翌日、さっそく、作品が展示された「かぜのね」のカフェで作品を眺めながらコーヒーをすすっていると、店のカウンターで電話のコールが・・・

なんとなく会話を小耳に挟んでいると「今、曽田さんもきたはるんですよ~」とかぜのねのスタッフさん。
電話をかけてきていたのは、相澤さんでした。

電話をかわってもらい、偶然ですねと話していると、「今回の展示の件で、曽田さんがブログを書いてみませんか?」とのお誘い・・・
「じゃあ」ということで、今回は、曽田がブログを書くことになりました。

「かぜのね」は京都、出町柳に去年オープンしたばかりの多目的カフェ。こだわりのお料理やコーヒーが楽しめるだけでなく、奥の部屋では展覧会やヨガ教室、講演会などが開かれています。

こちらのスタッフの方と私が友人だったこともあり、イラク現代美術の作品をカフェに展示できないか打診したところ、他のスタッフの方と相談してくださいました。
まずは試しに一ヵ月ぐらいの期間で展示、販売をしてみようと決めていただいたのです!

「かぜのね」の皆様、本当にありがとうございます!!

カフェの壁に掛けられたハニさんの絵を見つめながらくつろいでいると「これはいい出会いやな~」としみじみ。
カフェの穏やかな雰囲気に絵画が美しく溶け込んでいます。

私が美術作品を見るのは大抵、美術館やギャラリーの空間です。
その場合、作品を楽しむというよりは、どちらかというと作品と自己との対峙が迫られるような緊張感が生じます。
でも、カフェでゆっくりお茶をしながら作品を眺めるのは、どこか作品とのゆるやかな共感を軸としているようで、心地よく感じました。
やっぱり、「かぜのね」で展示できてよかったです。
ハニさんの作品(5点)を「かぜのね」で楽しめるのは2月21日(日曜日)まで。

皆様、ぜひ、おいしいコーヒーと、美しい絵画を楽しんでください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上、京都在住の画家でピースオン会員の曽田浩隆さんの寄稿でした。

詳しくは「かぜのね」のブログもご覧ください。

かぜのね
http://www.kazenone.org/
〒606-8204 京都市左京区田中下柳町7-2(地図はこちら
TEL/FAX : 075-721-4522

2010/1/6 水曜日

イラクからの年賀状

Filed under: イラクの友より — yatch @ 20:31:57

一昨年冬に来日したイラク人美術家カーシム・サブティーから、
新年のお祝いコラージュが届いていますのでご紹介します。

asd.jpg

「新年あけましておめでとう
あなた方の幸福、健康、長寿、
そして平和をお祈りします。 カーシム」

イラクの次代を担う若手芸術家のために、
今日もバグダードの画廊を開き続けるカーシム。
いつも冗談交じりのメールで安否を伝えてくれます。
例えば昨年、画廊からわずか100メートル近くで爆破があったときには、

「大丈夫。イラクのアーティストは、
この暗黒の日々のなか、私の光り輝くジョークが必要なんだよ!
まさにここ、ヘワール(対話)ギャラリーにはライフがあるのさ。
私たちは焦げた死体の間に真実を見つけようとしてるんだ。
とても長いドラマだけど、監督が誰かは知ってるからね。」

また、便りのたびに日本の私たちへの感謝と気遣いを忘れません。

「今度の春の選挙が終わったら、ぜひバグダードで会おう!」

とのことですが、本当に、一日も早く、
彼をはじめイラクの友と再会できることを祈って。

كل عامٍ وأنتم بخيرٍ!

2009/12/13 日曜日

展覧会「アジアの賛歌 -SONG OF ASIA-」

Filed under: TOPICS/NEWS! — yatch @ 20:58:50

p1030556.JPG


展覧会「アジアの賛歌 -
SONG OF ASIA-」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12月14日(月)~19日(土)
時間:11:00~19:00(最終日16:00まで)
場所:中和ギャラリー http://www.chu-wa.com/
(東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル3F/03-3575-7620)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この度は、いつもお世話になっている画家の川口ゆうこさんのご協力により、
ピースオン所蔵のイラク人画家の作品展示が実現しました。
p1030552s.JPG

ハニ・デラ・アリ

(左)ミクストメディア/キャンバス
2005年作品

カーシム・サブティー
(右)ブックカバーコラージュ
2008年作品

そういえば、この中和ギャラリーのアジア展で
初めてイラクアートを展示したときも、川口ゆうこさんと一緒でした。
それがご縁となって、他のグループ展に紹介していただいたり、
来日したイラク人画家の紹介で川口さんのヨルダンでの個展が実現したりと、
イラクと日本の芸術家同士のつながりがまた広がったのでした。

川口ゆうこさんの素敵な作品も展示していますので、ぜひお越しください!

p1030554s.JPG
「幸福な日々」川口ゆうこ

2009/11/9 月曜日

イラク戦争何だったの!? ―イラク戦争の検証を求めるネットワーク

Filed under: TOPICS/NEWS! — yatch @ 16:49:16

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キックオフ集会
「イラク戦争何だったの!?」 - イラク戦争の検証を求めるネットワーク
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イラク戦争の検証を求める市民グループが立ち上がりました。
政権交代により改めて外交や国際貢献のありようが問われていますが、日本政府がイラク戦争を支持したこと、支援したことが問い直されないままでは、私達は前に進むことができないでしょう。
政府が調査委員会を設立するよう求める、そのための国民的な運動をひろげていく。そのキックオフ集会をおこないます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とき:11月10日(火) 昼2時~3時(1時半開場)
ところ:衆議院第二議員会館 第四会議室

13:30 開場
14:00 挨拶・趣旨説明
14:05 呼びかけ人から (池田香代子、高遠菜穂子、谷山博史、野中章弘)
14:25 国会議員から
14:45 今後の行動について
14:50 メディア質疑応答
15:00 閉会・撤収

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

設立趣意書
この度、私たちイラク支援やイラク報道、反戦運動に関わった者たちは、旧政権によるイラク戦争支持・支援の検証を新政権に求め、広く呼びかけていくことにしました。

2003年3月、世論調査で8割の人々がイラク戦争に反対していたにもかかわらず、小泉純一郎首相(当時)はこれを無視し、国連安保理決議を得ていない米国の攻撃を支持しました。しかしその後、開戦の最大の根拠であった「イラクは大量破壊兵器を保有している」という情報も誤りであったことが判明し、ブッシュ元米大統領もそれを認めました。にもかかわらず戦争は拡大され、イラク市民・多国籍軍兵士の死者数はさらに増えていきました。日本は「人道支援」の名目で自衛隊を派遣しましたが、2009年10月、防衛省の情報公開により、イラクにおける航空自衛隊の活動の大半が米軍などの多国籍軍の兵員・物資の輸送であったことが明らかとなりました。

イラク戦争は、最悪レベルの人道危機をもたらしました。WHO(世界保健機構)の推計は民間人15万人が殺されたとし、ジョンズ・ホプキンス大学の調査のように数十万人単位が殺されたとする推計もあります。そして現在もなお、使用された劣化ウラン弾やクラスター爆弾などによる被害は後を絶ちません。治安も安定せず、毎日10人以上の市民が、攻撃や爆弾テロ等で命を失う中、イラク国民の約6人に1人が国内外で避難生活をおくり、その多くが極度の貧困にあえぐなど、状況はむしろ深刻化しています。

これを直視するか否かは、平和国家・民主主義国家としての日本のあり方が問われる問題でしょう。既に英国では、イラク戦争参戦の経緯や軍事攻撃の合法性について検証する独立調査委員会が設置されました。今後、私たち日本の市民の平和的生存権が尊重され、戦争への加担を繰り返さないためにも、殺されたイラクの一般市民の無念を晴らすためにも、日本においてもイラク戦争支持・支援の是非の検証が行われるべきです。そのために、私たちは以下のことを求め、活動していきます。

1)「イラク戦争支持の政府判断に関する見直し」「自衛隊イラク派遣の判断の是非」「イラク復興支援への日本の関わり」の3点を検証する、独立の第三者委員会を政府が設立すること。同委員会が、事実関係についての情報開示や調査を行い、個人も含めた道義的・法的な責任の所在を明らかにすること。

2)調査委員会による検証や、そのプロセス、最終報告などが、最大限公開され、誰にでもアクセスできるようにすること。

3)検証による最終報告を受けての、日本政府としての見解を国内外に発表するとともに、必要とされる人道支援、被害者支援を行うこと。

呼びかけ人:
池田香代子(翻訳家/世界平和アピール七人委員会)
鎌田實(医師)
川口創(自衛隊イラク派兵差止訴訟全国弁護団連絡会)
佐藤真紀(日本イラク医療支援ネットワーク事務局長)
高遠菜穂子(イラク支援ボランティア)
谷山博史(日本国際ボランティアセンター代表理事)
野中章弘(アジアプレス代表)
志葉玲(ジャーナリスト)

*お問合せ
メール regretiraqwar★gmail.com (★を@に換えてください)
でんわ 090-9328-9861(志葉)

賛同人(09年11月5日現在、敬称略・50音順):
相澤香緒里/相澤恭行(NPO法人PEACE ON)、足立力也(コスタリカ研究家)、池住義憲(自衛隊イラク派兵差止訴訟の会)、石田きみえ(今とこれからを考える一滴の会)、石塚淳(Chance! pono2)、伊藤和子(弁護士)、岡林信一(市民社会フォーラム)、Cazman(Chance!pono2)、鎌仲ひとみ(映像作家)、きくちゆみ(グローバルピースキャンペーン)、清末愛砂(島根大学専任講師)、小原美由紀(ピースウォーク金沢)、佐藤博文(自衛隊イラク派兵差止訴訟全国弁護団連絡会)、園リョータ(憲法カフェ)、高田健(World Peace Now)、寺中誠(人権活動家)、七尾寿子(イラクチョコ募金の会)、西方さやか(イラクホープネットワーク)、西谷文和(イラクの子どもを救う会)、nob(Chance! pono2)、星川淳(作家/翻訳家)、原文次郎(日本国際ボランティアセンター)、布施祐仁(ジャーナリスト)、細井明美(イラクホープネットワーク)、増山麗奈(LAN TO IRAQ/『ロスジェネ』編集委員)、 山縣忍(セイブ・イラクチルドレン名古屋)、遊牧民(自衛隊イラク派遣差止名古屋訴訟原告)

2009/11/8 日曜日

再び写真展「イマジンイラク 三十年の孤独」のご案内

Filed under: TOPICS/NEWS! — yatch @ 16:07:22

再展示のおしらせです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

写真展「イマジンイラク 三十年の孤独」@京都 PARTⅡ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とき:2009年11月7日(土)~15日(日) ※9日(月)は定休日
火・水・木・日は11:00~18:30/金・土は11:00~21:00
ところ:kitchen & cafe ハリーナ http://kitchen-halina.net/
(京都市左京区田中大久保町28-6 冨田ビル1F 電話&FAX 075-724-3568)
いきかた→ http://kitchen-halina.net/modules/main/index.php?id=2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

くわしくは「イマイジンイラク」ウェブサイト→ http://imagineiraq.seesaa.net/

次のページ »

Powered by PEACE ON All rights reserved.